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ランコントレ・ミグノン様にお邪魔しました!2

 前回の続き。


 と、言いましても、次のステップでる留め具をパッチンする、も特にやることは変わりません。
 もぐもぐさせている隙に~からのステップアップですが、食べて気づかないうちに!などのごまかしながらやるのでは意味がないです。留める作業は犬が動かない=自発的なのかどうかが分かりにくいですが、ハーネスを付けられることが全ての目標ではなく、自制と信頼で受け入れられる状態にして上げて欲しいと願っています。

 なので、もぐもぐさせながら始めることで、人間がオヤツに頼ってごまかしに終始し、先に進まなくなってはとても残念です。あくまでもオヤツはツール、きっかけであると思って頂けたら幸いです。

 それ以外のコツとしては


犬に被さらない(上から作業をしようとしない)
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 ブレブレ写真ですが、横から手を出しています。


 人間は上から作業した方が断然楽です。なのでやりがちですが、恐怖を与えることになるので我慢。
 この後、ヨルちゃんは慣れてきたので上からも付けましたが、基本的には被さりはNG。
 また、今日は大丈夫だけど明日はダメ、などもあるので、様子を見て上からも後ろからもOKを目指しましょう!

 一番犬に恐怖を与えないやり方は横からですが、オヤツをあげつつ横から一人では難しいので、出来れば二人で行うことをオススメします。二人で犬を挟むような形にならないように気をつけて下さい。
 犬によってはおやつを食べながら留め具係をチラチラ見てきたりなどすると思うので、二人とも犬の様子に気を遣って上げましょう。右を留める時はオヤツ係は犬の左側にオヤツを少しずらしたりと、連携は大事ですが、二人居ると掛け合う声が大きくなりがちなので、こちらも注意して落ち着いた声で。



 ちょっと神経質過ぎるんじゃないか?とか、過保護なんじゃないか?とか思われるかもしれませんが、シェルターの子たちは、噛みたくて噛む犬には全く見えませんでした。



 例えば、秋生くん(この子が噛む犬という訳ではありません)
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 みんなの視線を集めてご機嫌な目で、おやつを持ってるへちまこさんを見つめます。



 が、



 へちまこさんが座ると一瞬腰が引けてます。
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 へちまこさんは恐怖を与えないように、ゆっくりしゃがんで手を差し出しました。でも一瞬腰が引けてしまうんです。
 その後は直ぐにどうやったら手の中のおやつが貰えるかな?と試行錯誤を始めましたが、この“ちょっと恐い”に気づかずに追い詰めてしまうことが、噛みたくのない犬に噛ませてしまう原因だと思います。

 おやつを上げるために開いた指の動きが恐い、人が車を確認するためにしただけの後ろを見る動作が恐い。
 そんな小さな、犬に危害を与える訳ではない、むしろ愛しんだり守ったりする動作でも理解が出来ずに恐いと思ってしまう子もいるのです。

 例えば、私は今回の秋生くんのような状態で目の前で人間がしゃがんだら、何の恐怖も感じずおやつポーチに直で行くような子しか知りませんでした。育ちが若干悪い(~_~;)所長さんです。
 自分の家で育った子が平気だから、今まで見てきた犬は平気だから、ではなく、その子その子を見て上げて欲しいと過去の自分への戒めも含めまして思います。
 だからハーネスに慣れることも、この“ちょっと恐い”を取り除いていって上げることの一つだと考えております。

 と、またも長くなってしまったので続く。
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| 活動報告 | 20:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ランコントレ・ミグノン様にお邪魔しました!

 HUTSG代表のへちまこさんに同伴させて頂き、ランコントレ・ミグノンのボランチアーズの皆様への講座へお邪魔しました。勿論、寄付用のハーネスも持参です。当店でお買い上げ下さった皆様、本当にありがとうございます。


 まずは座学で講習。到着が遅れて撮影の許可を頂く前に始まってしまったのでお写真がありません。
 が、皆さん熱心にへちまこさんのお話を聞き入り、メモや質問をされてました。猫を主に活動されている方も「少しでも理解したくて」と参加される姿勢に、猫は好きですがまったく生活様式を存じない当方はただただ感服です。
 しかもボランチアーズの皆様に参加募集をかけたところ、直ぐに定員に達したとか。
 向上心と優しさに本当に頭が下がります。



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 1時間ほどの座学の後は、シェルターへ移動し、実際のトレーニングの様子を実演。
 こちらのランコントレ・ミグノンさんの中野シェルターは、都庁が見える正に都会の一角のシェルター。譲渡や啓蒙の便利性は素晴らしく理想的。ですがその分、維持には経費や鳴き声など含めて苦心されてることかと思います。周囲は犬NG公園ばかりで、都心ならではの制約が。

 ですが、シェルター内はとても清潔に保たれ、トレーニングに聞き入る姿勢は制約の中で精一杯の愛情を注ごうとされる皆様の結晶のようなシェルターでした。



 手作りの犬舎は冷たいコンクリではない暖かさが。
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 冷暖房や空気清浄機なども気を遣われてました。



 実は犬を飼う前に犬アレルギーの検査をしたほど、ハウスダストなど室内にある大概のものにアレルギー反応を起こす私は、覚悟して行きました。鞄には抗アレルギー剤完備。
 ですが、一切痒くなることなく、その清潔さに驚かされて帰ってきました。
 普段のお散歩中に会う犬の中にも、近付かれただけで痒くなることがある程なのに、犬たちも清潔に保たれているのだと感動しました。犬自体にアレルギーはないのですが、毛に付着しているハウスダストなどにはガンガン反応するので、手入れがされていない子だな、と直ぐに分かります。



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 講習内容に関してはへちまこさんの記事をご覧頂くとして、こちらでは噛み付きのある子の慣し方や、FLHハーネスの特徴についての説明を。

 ハーネス、身体に良いのですが、首や頭上を物が通過する、という犬にとって苦手な作業があります。
 ハードルが高いとお思いになる方もいらっしゃるかと思いますが、何も初めから絶対にハーネスでお散歩しなきゃいけない(その際は扱いに気をつけて下さい)訳でも、散歩に毎日決まった時間を割かなきゃいけない訳ではありません。30分のお散歩なら、15分ハーネス慣れ、15分散歩、とかでも構いません。

 慣らしは長く時間をかければそれで良いというものでもないので、散歩前に数分、散歩後に数分とかで良いですし、首輪お散歩中に数回、でもOKです。
 散歩が絶対!なのではなく、決められた時間で、「その子のために専属で携わって上げられる時間」の中に、ハーネス慣れの時間を組み込んで頂くのが一番だと思います。

 ハーネス慣れもそうですが、人間がしてくること(ブラッシングなど)に慣れる作業でもあるので、丁寧にやって頂ければそれだけ犬の人間に対する信頼度がUP出来ますので、ハーネスの為だけではない、信頼関係の構築だと思って頂ければ幸いです。
 当然、回数をかければそれだけ早く慣れますので、一般家庭の方は1時間ドラマのCM中に行う、とかでOK。ハーネスを慣らさなきゃ!ではなく、無理なく生活に溶け込ませて下さい。



 ヨルちゃんにハーネス装着トレーニングしています。
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 まずは鼻先から。



 へちまこさんはハーネスを動かしてはいません。
 この時は初めて鼻先を入れたのでご褒美が貰えますが、段々慣れてきたらオヤツの方を動かして、ヨルちゃんが鼻より先に入れられたらご褒美になっていきます。

 そしてハーネスが恐くはない、自分から十分に首が入れられるようになったらハーネスを動かします。



 こちらはすーみん。
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 良く見て頂くと、最初は「おりゃ!」と勢いを付けてですが自分から飛び込んでます。



 このように、自分で入れてきた子は、もぐもぐさせながらゆっくりハーネスを動かします。
 すーみんには一度、ハーネスのサイズを見るためにもぐもぐ中にサイドから留め具を付けさせて貰いましたが、これ以上のことはしていません。足回りや身体を触られることとは別ですから、次のステップです。



 慣れてきたのでプラプラすーみん。
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 多少気にしてますが、外すのもこなせます。



 人間の動作は緊張しているようですが、ハーネス自体は恐くはなっていないようで落ち着いていますね!
 ハーネス恐い!からのスタートで15分ほどでここまで頑張ったすーみんに敬礼(^_^)ゞ
 長くなってきましたので、次のステップ&脱走防止などの説明は次回。



| 活動報告 | 23:42 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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市民祭り、こんな準備もしておりました。

 当店自慢のショップバッグ(デザインして頂きました)は、通販専門店(?)として、宅配袋です。



 濡れても大丈夫なようこちらでお送りしております。
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 結構丈夫です。



 が、市民祭りはリアルな販売。ならば手提げは必須!



 テープの部分をカットして……
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 手前にある、道具で更にカットの行程を経て……



 完成!
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 格好良い!と自画自賛。
 昔ながらの人力でありますが、お金をかけない地味な努力だけは認めてやって下さい(^_^;)

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市民祭り、ありがとうございました!

 市民祭りにご参加頂いた方、フェアに申し込んで下さった方、ありがとうございました。
 今頃で申し訳ありませんが、お礼申し上げます。

 当日は3日間とも晴天で、バタバタしていたらあっという間に終わってしまった印象で、手落ちも多かったかと思います。それでも多くの方に支えられて沢山のハーネスをお手にとって貰えたこと、嬉しく思っておりますm(_ _)m



 手際よく綺麗に並べられたハーネスたち。
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 私だけだったらこうはいかない(^_^;)



 手前のテーブルには0号~6号のお試し用ハーネスが、上には色見本を兼任した0号ハーネスが並んでます。
 0号ハーネス、めちゃくちゃ可愛い!お試しの6号ハーネス、人間のお子さんも着けられる!と果敢に装着しようとされるお子さんもおりました。「着るの!?」と大人たちに言われて、照れてそっと戻してましたが。



 サンプル中央には「かわさき犬ねこボランティア」様の募金箱も。
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 募金下さった方も本当にありがとうございました。



 かわさき犬ねこボランティア様は、市の条例に基づいて設置された、可決された要綱もある(詳しくはこちらhttp://www.city.kawasaki.jp/templates/outline/350/0000008489.html)ボランティアさんで、今回のスペースもこちらのもの。しつけ教室などを開催されて、犬を飼っている方のマナー啓蒙や手助けをされております。



 なのでお隣にはこんなパネルも設置。
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 こちらのパネルのシンシアちゃんもPFHをお試し頂きました!



 他にも市民祭りには盲導犬、聴導犬のご参加も。特に聴導犬協会様は動物福祉と人の暮らしの向上を両輪とされていて、出来うる限り後に続いていきたいと気持ちも新たになりました。
 許可を頂くのを忘れてましたので上げられませんが、写真も取らせて貰って今後の目標にと飾らせて貰ってます。

 何処にしわ寄せが行くことなく、犬と人が共存できる世の中になるようこれからも活動していきますので宜しくお願い致します。お越し下さった方々、本当にありがとうございました!

| 活動報告 | 16:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Sala Lab正式オープン!

 と言いましても、特に何がどう変わった訳ではないのですが、所長に就任し、名前を冠された長子に対し、おチビさんの誕生日である本日を正式稼働日にしたいという親心故です。犬バカでも可。
 そのような事情ではございますが、改めましてどうぞ宜しくお願い致します。

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